飲食業を渡り歩き、最後に挑戦した居酒屋

10数年前になりますが、私は居酒屋を経営していました。
それ以前は、カラオケやショーをやるパブで3年程勤めた経験があります。
私は人見知りな性格のため、常連客以外だと緊張してしまうので、主にカクテル作りを担当していました。
パブを辞めた後は、知り合いの喫茶店を2年程手伝いました。
喫茶店では、ふわふわ玉子オムレツやオムライス、パスタなどの調理を覚えました。

その頃、居酒屋を経営していた叔父が突然事故で亡くなり、店舗はそのままの状態だったので、飲食店勤務経験のある私は挑戦してみたいと思い、引き継ぐ決心をしました。
叔父の実家は昔から酒屋を営んでおり、居酒屋にもお酒を卸していました。
酒を届けに来る方の兄弟が旅館で板前をしているということで、料理の基本を教えてもらえることになりました。
魚のさばき方、刺身の切り方、盛り付け方、だしのとり方など、基本をみっちり叩き込まれ、それに私の覚えた料理を加え営業を開始しました。

近隣地区の方々の慰労会や結婚式の二次会、同窓会など様々な用途で使ってもらい、開業後暫くは賑わっていました。
しかし、道路交通法の改正で、飲酒運転の罰則が非常に厳しくなり、車で来るお客さんが急激に減ってしまいました。
ワゴン車を所有していたので宴会客は送迎をしていましたが、それでもお客さんの入りは1日2、3組と閑散としてしまいました。

そんな状況でも2年間頑張りましたが、オーナーである叔父の長男夫婦からもう手を引くと伝えられました。
その頃、同じようにお客の激減で閉店する居酒屋が多かったので、私も辞めることを決意しました。

この居酒屋は駅から遠かったので、駅周辺の住宅街や大通り沿いだったら、結果は少し違っていたかも知れません。
不完全燃焼な気持も残りましたが、居酒屋での2年間は毎日充実していて、色々な経験をさせてもらえたので、感謝でいっぱいです。

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